「お正月迎えの餅花づくり」無事終了いたしました。

餅花は、

シダレヤナギに紅白の求肥のお餅をつけて、

五穀豊穣を願う予祝の縁起物。

お正月にまつわる縁起物の由来をお話しした後、

参加してくださった皆さまの

お正月の思い出深いエピソードをお聞きしたのですが、

それぞれ出身や年代によって

本当に興味深い感動のエピソードを聞かせていただきました。

子どもの頃はお正月の楽しみだけでなく

決まり事の堅苦しさを感じていたり、

でもそれがその方の原体験となり

皆さまの中に残っている事を感じました。

親子で参加してくださった方もいて、

器用にお餅をつけ、素敵な餅花が出来上がっていました。

餅花のお餅は、白玉粉と砂糖でできた求肥で

そのまま食べても美味しいので、

餅花をつけながらついついお口に入れている姿に

大人は笑みがこぼれっぱなしでした。

年中行事とは、

年齢を重ねるにつれて記憶が重なっていくもの。

毎年訪れては過ぎ去り、再び訪れるという循環を実感する機会になっています。

昨年に続いて二回目の開催となり、

一年の季節のめぐりを実感しています。

餅花を飾って、よい年末年始を迎えることができますように。

ご参加いただいた皆さまありがとうございました。